お金について知っておくために。学生のうちに読んでおきたい3冊
大学生のうちに絶対に身につけておきたいスキルの1つとして、お金との付き合い方があります。
大学生のうちは扱うお金は10万円前後ですが、これが社会人になると途端に増えます。年金や保険など、考えなければいけない出費もたくさん。
大学生のうちにお金との付き合い方を学んでおかないと、社会人になった後に大変です。
この記事では、
- 生きていく上で知っておかなければいけないお金の知識
- 人生の成功とは。お金持ちになるとはどういうことか
- お金とはそもそも何なのか。日本人にありがちな誤解とは
という3つの切り口からお金のことに考えるきっかけを提供します。
誰も教えてくれないお金の話
最初に紹介するのはうだひろえ『誰も教えてくれないお金の話』です。
著者のエッセイとして書かれた漫画で、脱サラした夫と一緒に喫茶店を経営している著者が、夫の怪我やお金に詳しい常連さんとの出会いを通してお金や保険について考えていくというストーリーです。
お金ってなんだろう? 保険って何だろう? 収入って? 価値って? 貯金って?
そんな基本の基本から知ることができる1冊。
金持ち父さん貧乏父さん
次に紹介するのは2000年代に一大投資ブームを巻き起こした、ロバートキヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』。
日本中を巻き込んだ大ブームになったので、名前は知っているという人は多いでしょう。ですが、中身を読んだことはありますか?
この本は、日本人の中に「投資」という価値観を植え付けた本と言っていいでしょう。お金のために働かなくてよい状態、すなわち不労所得が月々の出費をこえた状態こそをお金持ちと定義したのが斬新です。
発売から15年ほど経っていますが、今でも「投資」という発想について知るにはぴったりの1冊です。
実家暮らしの人は、家を探せば出てくるかも!?
投資家が「お金」よりも大切にしていること
3冊目は藤野英人『投資家が「お金」よりも大切にしていること』。
投資ファンドを経営している著者が日本人に根付いている「お金」についての誤解を粉砕する本です。
「お金を儲けることを考えている人を『汚い』とか『悪』と思っていませんか?」
「清らかでいるためには貧しくなくてはいけない。『清貧』こそが大切だと思っていませんか?」
ぎくりとした人は多いはずです。
「お金について考えることは、自らの『働き方』や『生き方』を真剣に考えることと同義だ」と言うこの本は、痛快に感じるはずです。
まとめ
お金のことを考えるための入門的な3冊を紹介しました。
身近なお金の話から、お金持ちになるとはどういうことか。そして、そもそもお金とは何なのか。
そんな3種類の切り口からお金について考えてみましょう。