本当に辛い二日酔い。予防する方法は飲み会で食べる「アレ」だ!
気持ちよくお酒を飲んで帰って眠って起きたら二日酔い、本当に辛いですよね。
朝から全てのことに関してやる気がなくなるし、授業なんぞあった日には登校意欲が削がれることこの上ありません。
そんな辛い二日酔い、ある方法で軽くすることができるんです。(残念ながらゼロにはなりませんが)
二日酔いの原因は?
お酒を飲んだ翌朝に不快な気分におそわれる「二日酔い」。原因は、大量のアルコールを摂取し、アセトアルデヒドが肝臓で十分に処理されないことです。
アルコールやアセトアルデヒドの影響で、動悸や頭痛などの症状が起きます。アルコールやアセトアルデヒドによって胃の粘膜が荒れ、胃腸の動きが悪くなるため、胃痛、胸やけ、吐き気といった症状もあらわれます。のどが渇くのは、アルコールの利尿作用によって脱水症状になることや、乳酸や尿酸などの酸性物質が増加することが原因と考えられています。
サッポロビール株式会社の「飲み過ぎに注意」というページからの引用ですが、二日酔いの原因は分解しきれなかったアセトアルデヒドなのです。
アセトアルデヒドを分解しきれない理由はいくつかあります。
1つめはそもそも飲む量が多すぎること。何事もほどほどがいいですね。
2つめはアルコールの吸収が速すぎるということ。
空腹時にお酒を飲むと、人間の身体は急激にアルコールを吸収します。結果として血中アルコール濃度が急上昇し、悪酔いしやすくなるばかりか、急性アルコール中毒の危険性すらあります。
アルコールの吸収を抑える方法
アルコールの吸収を抑える方法として、ヨーロッパでよく行われているのはオリーブオイルをスプーン1杯飲むということ。
オリーブオイルに含まれている脂肪がアルコールの吸収を遅くしてくれるのです。
(余談ですが、イタリアの男性はバーに女性をエスコートするとき、女性より先に酔いつぶれてしまうという失態を防ぐためにオリーブオイルを染みこませたパンをあらかじめ食べておくそうです)
ですが、ここは日本。速水もこみちじゃあるまいし、飲み会前にオリーブオイルなぞ手に入りません。
代替手段として使えるのがサラダ。
サラダにはドレッシングがかかっていますね。ドレッシングに含まれている脂肪はオリーブオイルと同様、アルコールの吸収を妨げてくれます。サラダには実はこんな効果もあったのです。サラダをたっぷり食べましょう。
他にも、緑茶に含まれるカテキンもアルコールの吸収を防いでくれます。
二日酔いになってしまったら
それでも沢山飲んでしまったら二日酔いになります。
二日酔いのとき、大抵身体は水分不足ですから、十分な量の水を取るようにしてください。
水分吸収を早めるためにスポーツドリンクも有効です。
(注意:お酒を飲んだ直後にスポーツドリンクを飲むと急激に回って危険です。絶対にやめましょう)
まとめ
二日酔いを防ぐためには
- 空腹時を避けて
- サラダを食べるか緑茶を飲んで
- ゆっくりお酒を飲む
というのが効果的です。
それでも二日酔いになってしまったら、十分な量の水を飲みましょう。